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バレーボールワールドグランプリ。 かおる姫と称される菅山かおるの台頭が注目されている。 色白でビジュアル系で姫と評されつつ、プレーもうまい。 そう思っているだけだと、 テレビ局の狭い見方にだまされている。 とか思ってみたり。 確かにルックスもいい。 そこに加えてこんな体勢から打つか~みたいなスパイクやら、 これを拾うか、というレシーブなどスーパープレーも目立つ。 しかし、それ以外の部分に目を向けて欲しい。 チーム(JT)でリベロが出来るというだけ、 レシーブがよかったり、 あの身長でチームでもそうだし、 今の全日本でもサイドアタッカー(レフト)をまかされるぐらいのうまさもある。 しかし、なによりもプレーに対する姿勢が「職人」」だと思っている。 あくまでド素人のボクの中の印象でしかないが、 リベロとセッターという二つのポジションは、 ちゃんとしたレベルでは職人でないと務まらないという印象をもっている。 ということで、ボクのイイタイコトをつかんでもらえるとありがたい。 職人の定義を語り出すとキリがなくなりそうなのでここでは辞めておくが、 とりあえず菅山の目立たないところのプレーを見て欲しい。 つまるところ、 なんでもないようなやわらかいボールのレシーブだったり、 二段トス(分からない方はセッター竹下が一本目でレシーブしてしまったときに代わりにあげるトスというイメージで)をあげるところだったり、 そんな感じだろうか? とりあえず「カオル姫」などという呼称に惑わされてはいけない。 ボクの見方でいうと、今の全日本には セッター竹下、リベロ櫻井、そして菅山という三人の職人がいる。 職人が作るゲームは、きっと大崩れしない。 それだけでは勝てないというのがブラジル戦で見えたというのもあるが、 ここから作っていくというのは非常に面白いと思った日本ラウンド3戦であった。
by Keisuke_Ishino
| 2005-06-28 00:51
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