教育と世間の目

Excite エキサイト : 社会ニュース

なんともやるせない気持ちにさせられるニュースである。
池田小学校などの事件で注意しなければいけないような事件そのものではないか。
現場の先生たちは生徒を非難させるなど、対応は適切だったと思う。

しかし、ボクはこの犯人の少年の環境に疑問を抱かざるを得ない。
中学校時代から不登校、そして現在(事件を起こすとき)まで自学のみという環境。
文字通り捕らえるとすれば、
仮想現実の世界に自分を見失ったのではないかと考えざるを得ない。



決して大検を受けて大学にいこうということが悪いわけではない。
ゲームを作りたいという夢を否定するわけでもない。

ただ、人との交わりというものは非常に大事だと、ボクは思うのである。
我々はよくも悪くも周りの目を気にして、自分の行動を修正していく。
知らなかったことを吸収して自分を成長させていく。
いやなことも経験しながら人間として強くなっていく。

その過程が周りの人々よりも欠けていたであろうところに問題を見出したい。
親という存在は厳しくもあるが、基本的には味方となってくれる。
やはり何かと贔屓目になってしまう親の目だけではなく、
厳しくとも世間の目の中で生活することが必要だと思うわけである。

不登校自体を否定はしない。
行きたくないという理由もいじめだったり様々だろう。
だが、少なくとも学校生活に変わるコミュニティでの生活経験というのは必要だと思う。

人が影響しあって生きている。
少なくとも教師側は福澤諭吉の言った「半教半学」の精神を持って生徒と接してほしい。

今回の事件の原因など詳しいところは現段階ではわかってはいないが、
教師側が生徒側に降りた姿勢というものは、
現場の人間ができる中で、解決の糸口となるところではないだろうか。
[PR]
by Keisuke_Ishino | 2005-02-15 10:17 | ニュース
<< 何枚目? 【コトバ】今しか見えないものを... >>