頭髪と高校の指導

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教育がらみの問題となれば一言モノを申さずにはいられない。
これは「教育のいきすぎ」「指導のいきすぎ」などという言葉での弁解では許されない。
この教諭のレベルの低さの問題である。

うちの高校でも月に一回身装検査というものがあった。
(今はうちの高校もどんどん変わってしまっているようだが。)
頭髪。後ろは借り上げ、前髪はまゆげにかからないように。
もちろん髪を染めるなんてもってのほか。
制服、帽子と上靴。ボタンが外れていたり壊れていないかチェック。



この記事のように髪の毛の色が、というわけではないが、
ボクには頭髪検査がつらかった。
リアルKeisukeをご存知のかたはお分かりかもしれないが、
運動会などのハチマキでさえ、
普通に巻いても髪の毛かまゆげにかかってしまうというほどおでこが狭い。
散髪屋さんにいってその身装検査にひっかからないようにいうのだが、
「これ以上切ると変になっちゃうから切らないよ」といわれるのが関の山。
違反する気はまったくないのだが、
2ヶ月か3ヶ月に一回ぐらいは引っかかっていた。

ただ、先生の中には
「ちょっと眉毛にひっかかってるけど・・・おでこせまいからなぁ」
と許容してくれるかたもいらっしゃったのが救いだったりした。
さらに違反による罰則などは特にない(再検査パスすればよい)ので、
ボクの場合はよかったが、
この事件は最悪である。

そもそも校則なのか何の規則かわからないが、
髪を染めてはいけないというのは、
おそらく勉学に関係がないから髪の毛に気をとられることで本業がおろそかにならないよう、
また黒でないためにトラブルに巻き込まれる可能性をできるだけ排除するよう、
などというのが元ではないかと思う。

ルール違反かもしれないが、
今どきちょっと色を抜いたり入れたりして茶色くしていたとしても決して目立たないし、
そこまで目くじら立てておこるようなことではないだろう。
それを頭髪のために生徒の学ぶ場を奪ったということは、
教員としてあるまじき行為である。

一個人の意見ではあるが、
高校でも髪の毛が黒でなくてもかまわないと思う。(中学以下では反対)
髪の毛の色が少し茶色かったからといって、
それが直接他の人に悪影響を及ぼすとはあまり思えない。
水泳をやっている人とかはプールの影響で髪の毛の色が抜けて茶色くなるらしいし、
いわゆる「お年頃」なのだから彼ら彼女らの精神安定のため、
多少茶色く染めているとかは見てみぬふりをしてあげてもいいのではないかと思うのだ。
もっともピンクとか緑とかの、
自然ではない色はちょっとボクも認めようという気にはなれないが。

誰のための規則であり、何のための規則であるのか。
そこをはっきりした上で、
杓子定規に判断するのではなく、
生徒・学生(の将来も含めて)にとってよいようにしてあげるのが教員ではないか。

最初にこれは指導の行き過ぎではないと書いたが、
ボクは「価値観の押し付け」だったのではないかと思っている。

上で書いたように、
髪を染めることでトラブルに巻き込まれた、成績が下がったとしたら、
それは自業自得だと思わせないと。
いきなり放っておくのはどうかと思うが、指導はしても強要するのはお門違い。
自分でルール違反をした結果なのだから。
高校を出て社会に出る人もいるなかで、
自分の人生を自分で背負うということを伝えるのも高校教師の役割ではないだろうか。
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by Keisuke_Ishino | 2005-04-11 01:06 | ニュース
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